虫歯の治療後、症状なく神経が死んでしまった症例
投稿日:2018年6月1日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
虫歯を削る処置をして、
「やる前よりしみてしまった」
という経験をされた方、沢山いらっしゃると思います。
歯科の知られざる常識として、
「虫歯がしみているのではなく、しみるのは健康な象牙質が露出した時にしみる」
というものがあります。
インレー(詰め物)の型をとったあと、仮の蓋を入れますが、しみてしまう事多いですよね。
あれは、虫歯をとったあとに、健康な象牙質が露出しているからなんですね。
しみるくらいなら良いですが、
コンポジットレジン修復後、数年経って、歯茎から膿が出たという患者さん。
しろくグネグネしてるやつはアクセサリーポイントと言って、バリウムが入ったゴムです。
このようになった歯は自然治癒することはないです。
長さを測り
バリウム入りのゴムを入れ
6カ月。
綺麗に骨が治りましたね。
神経まで虫歯が達していなくてもこのように神経が壊死してしまうことがあります。
虫歯が治っても歯茎が腫れたらこんなことになっていることもありますのでお気をつけて(^^♪
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