大きな透過像がある樋状根の治療
投稿日:2018年3月23日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
近心を取り囲む大きな病変があります。
この患者さん、実は、丁度4年前に退職したクリニックで私が診させていただいていた患者さんで、やめた後に先輩が診てくれていたのですが、樋状根であるため、治療が難しく、症状も激しいため、私にご紹介(?)していただいたケースです。
MTA(モリタ)を根管充填しました。
酸化ビスマスが入っていないためか、少し薄い感じがしますね。
術後1年。
非常によく治っております。
このケース、難しいのが、反対咬合でアンテリアガイダンスがない方なので、根管治療がうまくいっても、症状が出やすいかもしれません。
根管治療は治療の中の一部でしかないのです。
たとえば、被せ物が微妙だと、今後、歯周病や、2次カリエスになるかもしれませんし、この歯だけ、完璧に治せても、かみ合わせ全体のことを考えると不安になったり。。
歯科は奥が深いですね・・・
しかし、超遠方からわざわざ私の治療を受けに来てくださって、感謝しております。
当院の場所を教えていただいて先輩にも感謝です(^_-)-☆
さてさて、30日は徹夜会です!
満を持して柳沢が発表してくれますので、皆様、ぜひお越しください!!
徹夜会at内神田PMO11階
3/30 21:00~
参加費無料
柳沢先生 歯髄の血流再開
忘年会の時にやってくれた内容で、本当に素晴らしい内容でしたが、なんと聞いていたのが、八木先生、小長谷先生、寺岡先生だけでした!!笑
若い先生に今一番聞いてもらいたい内容です。
無理してでも時間を作ってください!!!!
■ 他の記事を読む■