外科的歯内療法(歯根端切除術)について
投稿日:2018年5月1日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
ゴールデンウィーク、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は土曜は大学の同期の先生のお手伝いをし、日曜は大学の後輩の結婚式に招かれ、
月曜はDrアル中こと、額賀先生と昼から夜まで延々と呑んでました(^^♪
お台場でオクトーバーフェストがあったそうなんですが、我々は上野の暗い裏路地の道の真ん中あたりで昼から酒をあおっていました。
お日柄もよく、外飲みは最高でした。
途中から、フランス人のバックパッカーの人に声をかけられ、どんどん酒がすすむ・・・
彼女は普段はタイで働いているそうで、SONYの技術者だそうで、任期が終わりフランスに帰国する前に日本に遊びに来たそうです。
「日本ってどう?」
と私が聞くと、
「清潔でとてもいいわ。でもここはタイより汚いわね笑」
と言っておられました・・・笑
さすが上野・・・笑
さてさて、タイトルの外科的歯内療法のお話に戻ります。
最近、大学病院の口腔外科の先生から依頼されたケースで、
「歯根端切除術を行うも瘻孔が再発してしまったので再手術をお願いします」とのことでした
このケース、いろいろつっこみ所はありますが、
マイクロ&MTAが無い状況の歯根端切除であったとのことで、難易度は高かったのかなとは思いますが、大原則は
『3mm切断+3mmの逆窩洞形成』
です。
マイクロ下での外科は成功率96%程度と言われておりますが、マイクロ云々ではなくそこが大事です。
マイクロが生きてくるのは切断時に破折の染め出し、感染源の染め出しを行うことが重要になってきます。
再外科後
こんな感じで切り直し+逆根管充填をします。
4番に関しては、遠心に穿孔があるため、予後が非常に気になります・・・
頼まれた内容が再外科でしたのでその辺が出来なくて残念ですが・・・
下顎前歯は外科の難易度はちょい高めです。
理由は歯根の方向。
患者さんのヘッドレストをかなり下げる必要がありますのでときどき
「首疲れてないですか?」
など、声がけしてあげましょう。
さて、先週金曜は徹夜会で私と柳沢でお話してきました。
メンバーが10人くらいしかいなかったので、めっちゃ寂しかったです・・・笑
次回は5/25
21:00~
内神田PMO11階
白根先生のペリオのお話しですので皆様、ふるってご参加ください
■ 他の記事を読む■