中心結節は危険!!
投稿日:2016年11月30日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
国家試験前の先生、中心結節の好発部位は?
そう、中心に見えるポッコリしたやつは下顎の小臼歯にちょいちょい見られます。
あれ、発育異常なんですが、中心結節は異常に神経が結節に向かって伸びるという特徴が有名で、ぽきっと折れると神経が死んでしまう事が良くあります。
対処法は『中心結節の周りをカバーするようにレジンで囲む』です。まさか、国家試験前の学生さんが私のブログなんかをみてるわけがないんですが、たまたま見てたら覚えといてね!!(そんな暇があれば赤本やれよ)
そしてここからが本題。ここからは現役の先生方へ
これみたく、超深い虫歯がある場合、どうするか。
➀インレーにする
②抜髄してクラウン
③保険外のダイレクトボンド
どれも正解でいいんですが、①は露髄の危険が②はオーバーリダクション
③だと
という流れになります。これが一番僕的にはしっくりきます。
ほうじょう歯科の患者さんもそう考える方が多いかと思います。
何が正解かは先生によってケースバイケースですね。
マイクロとV3リングとラバーダムが無いと出来ない治療なので(意外とラバーダム持ってない先生が多い)、無理しないでインレーで露髄したら抜髄もOKです。患者さんに出たとこ勝負の治療がしたくない先生は抜髄してクラウンも全然正解だと思います。
明日から12月ですね。
今年もあと一か月。
12月は、セミナーとバイトで休みが29日までほぼゼロ。(29日一人、どうしてもと言うので入れてしまいましたが笑)
体壊さないように頑張ります。
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