歯ぎしりでどこがすり減るのか
投稿日:2023年6月12日
カテゴリ:院長ブログ
寝ている間に歯ぎしり、食いしばりを行っている人はどのぐらい居ると思いますか?
私も知らなかったのですが、東京歯科大学の市川病院で研究したデータによるとほぼ100%、何かしらの歯ぎしり、食いしばりなどを行っているそうです。
また、神奈川歯科大学の研究によると、ストレスの強い日とストレスが少ない日を比較すると、ストレスが強い日の方が同じ人でも歯ぎしり食いしばりの力が強く出るようです。
これはブラックスチェッカーといいまして、これを装着して寝ると、歯ぎしり食いしばりがあった箇所が透明に抜けるという薄いマウスピースになります。
上の写真は実際に私が一晩つけてみたものです。
これをみると、歯が削れているところとかなり一致しているのがわかります。
また、左右差が激しいのもわかりますね。癖のようなものが左に強いようです。
だからなに?という感じですが、仮歯やセラミックが何度もしっかり調整しているのに割れてしまうという患者さんに有効なのではと思い、この度、当院でも導入することにしました。
ご興味のある方は、お申し出くださいませ。
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