23~26日はトロント大学のジャパンコースに参加しているため不在です
投稿日:2019年5月14日
カテゴリ:院長ブログ
5/23~26までトロント大学の歯内療法のコースに参加しているため不在です。
小長谷先生は通常通りおりますのでよろしくお願い致します。
さて、1年をとおしてフリードマン先生の講義を受け、宿題をこなしていくうえで私個人としては技術的に上達したかというと恐らくなにも変わっていないと思います。しかし、トロントエンドのコースに行って本当に自分としてはよかったです。それは何かというと、自分にはまだまだ知らないことが沢山あることを知れたことが大きいです。技術的に歯内療法という分野は『こうゆうときは、こうする』ということに忠実に従うとかなり成功率が高い分野です。なので、最初の数年、がっつりマイクロスコープやその他のトレーニングを積んでいくと技術的な天井にすぐたどり着いてしまいます。これはフリードマン先生も仰っておられていた話ですし、間違いないことだと思います。
しかし、米国やその他先進国では一般歯科の先生と分かれて歯内療法医という存在が居ます。
それは何故かというと『歯内療法は診断があまりにも難しい』からだと思います。
私どもがやっている勉強会でファイル除去のハンズオンに参加してくれた先生は口々に、「ファイル除去ってこんなに簡単なんですね」と言います。確かにそんなに難しくありません。
しかし、それくらいで専門医になれるほど海外の専門医は甘くありません。
診査、診断、予後の評価。これを一年間を通してフリードマン先生に見ていただき、シビアに判定していただいた経験は自分の歯内療法人生ですごくプラスになったように思います。
今後、トロントのジャパンコースを受講をお考えの先生が居たら是非お勧めします!
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