MTAの直接覆髄
投稿日:2017年3月14日
カテゴリ:根管治療(歯の神経の治療)
刺激にたいして3秒以上持続するガンガン痛みがあるようなとき、不可逆性歯髄炎と判断して抜髄というのは一般的な判断ですが、今回は
この症例、患者さんの叔父が歯科医師だったとのことで本来、神経を取る症例を3Mixで治療して、歯髄炎になってしまったケース。
ただ、神経をとても残したいとのことで(笑)、
最近、乗り換えたモリタさんのバイオMTAを充填しました。(GCさん、すみません。バイト先では使ってます!)
こないだ紹介させていただいたクインテッセンス出版様から出ているリクウチ大先生の本を読んでいて、
「臨床症状と非可逆性歯髄炎を関連づけることは困難かもしれない」
という一文から、ちょっとトライアルでやってみることにしました。(医療従事者で理解ある患者さんだったことも・・・)
このようなケースはなかなか難しく、以前はトライしたこともあったのですが、良い時もあれば悪い時もあり、抜髄のほうが患者さんとのトラブル少なくて好きでした。
うまくいくといいんですが・・・
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