院長ブログの記事一覧
樋状根を有する歯の根管治療をどうするか
投稿日:2018年11月6日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
樋状根とは 『通常、神経の管はチューブ状になっているが、樋状根は複数の神経管が癒合しているためにU字型に帯のようにひろがっている根管である。根管治療をする際に、拡大、形成が難しいため、CT及びマイクロスコープを用いた治療 […]
大きな穿孔(パーフォレーション)を有する歯の根管治療
投稿日:2018年10月31日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
病変が大きく、歯の周り全体の骨が溶けて黒く見えます。 この、何かが漏れているところ、ここは(穿孔)パーフォレーションというもので、歯から骨に向かって穴が開いてしまった状態を指します。 1年後。 綺麗に治っていますね。 こ […]
下顎右側大臼歯の歯根端切除術
投稿日:2018年10月28日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
昔の症例をまとめていたら出てきた懐かしい症例です。 根管治療を行うも、3カ月後、腫れてきてしまい、歯根端切除術を行ったケースです。 CTで神経を損傷しないでオペが出来るか何度も確認し、 オペを行いました。 術後3カ月。 […]
虫歯の中から毛玉が・・・
投稿日:2018年10月26日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
下顎の5番です。 レントゲン上に大きな虫歯があったため、遠心を切削すると・・・ 中から綿が・・・ 中身はえらく虫歯が進行してました 慎重に虫歯を除去し、 削っていきます 神経が出ていないかよく確認します。 次亜塩素酸Na […]
マイクロクラックから虫歯になってしまったと思われる症例
投稿日:2018年10月25日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
虫歯は100%細菌感染です。 細菌が関与しない虫歯はあり得ません。 基本はプラークの取り残しからミュータンス ストレプトコッキという菌が酸でエナメル質を破壊し、深い象牙質は嫌気性菌(酸素が嫌いな菌)が破壊していきます。 […]
根管治療を行った歯は歯根破折を起こしやすい
投稿日:2018年10月24日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
前職の先輩から開業して間もないころにご紹介いただいた患者さんです。 遠心に大きな病変があります。 紹介状には 「大きなパーフォレーションがあり、マイクロスコープ下での治療が必要と判断したためよろしく(^^♪」 と書いてあ […]
近心に張り出しが強いMB2
投稿日:2018年10月22日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
MB2とは 『上顎6番、7番の近心根が2本存在することがあり、口蓋側側の根をMB2と呼ぶ』 です。 平たく言うと、見つけにくい根が上の大臼歯にあることがあり、細くてすごく治療しにくく、一般的には治療しないことが多い根とい […]
トロント大学ジャパンコースsession2
投稿日:2018年10月22日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
(右から北條、マシュトウ教授、フリードマン教授、柳沢) 先週の木曜から日曜まで、トロント大学のジャパンコースセッション2にいっておりました。 今回はテーマが根管形成、洗浄、充填でした。 パリ大学の名誉教授のマシュトウ先( […]
根管治療の期間
投稿日:2018年10月17日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
根管治療の期間を心配している患者さんは非常に多いと思います。 当院に初診で来てくれた患者さんのなかで、 「前の歯科医院で1年通ったが終わらないのでここに来ました」 という人、とても多いです。 なぜ終わらないのか。 これは […]
フィステル(瘻孔)とは
投稿日:2018年10月16日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
よく、当院の患者さんは 「先生、フィステルがあるんで治してください」 という方がいらっしゃいます。 本当に信じられないくらい皆さん勉強熱心です。 さて、フィステルとは 『化膿した部位から他の臓器に膿を運ぶ管が形成された状 […]