難易度の高かった歯根端切除術
投稿日:2018年9月11日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
根管治療が奏功しなかったケースに関しましては、一般的に、
①抜歯
②外科的歯内療法
の2択になります。
しかし、根管治療自体に難易度が色々あるのと同じで、外科的歯内療法も難易度が分かれます。
個人的には難易度の高い方を不等号の大で表すと
上顎<下顎
前歯<臼歯
頬側根<舌側根
という感じです。
臼歯で言うなら上顎は右のほうが簡単で、下顎は左のほうが簡単です。
今回は
なんだか根尖でくるくるしてます。
この方は他院で自由診療の根管治療をしたそうです。
根管内にはMTAが入っておりました。くるくるはアクセサリーポイントでしょうか。
再治療が出来ないので
外科の為にCTを撮影すると、
口蓋根にまたがる病変が・・・
歯根端切除で一番難易度が高い、口蓋根が来てしまいました・・・( 一一)
頑張ってルートエンドサージェリーをすると、
術直後
術後半年。
見事に病変が消えましたね。
難易度の高いオペだったので治癒してくれてホッとしました。
自費だから、保険だから、というのは実は重要ではありません。
どれだけトレーニングを積んだか。(勉強したか)
道具は自由に使えるか。
この二つが重要です。
さて、今週金曜は徹夜会です。
今週は久しぶりに私と柳沢がしゃべります。
皆様、よろしくお願い致します。
at内神田PMO
21:00~
徹夜会
演者 北條、柳沢
懇親会も是非ご参加ください。
柳沢先生はいつも一滴も飲まないけど来てくれてます!!
若手の先生も是非!
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