親知らずについて・・・
投稿日:2014年5月30日
カテゴリ:院長ブログ
最近よく、親知らずがはれて来院される方が多いです。
親知らずとは、手前から数えて8番目の歯で、顎が小さく退化(進化?)した現代人にとっては並ぶスペースがないために顎の骨に埋まっていたり歯肉から出きらずにいたりすることが多いです。
そこに、いろいろな菌が感染して腫れてしまったりします。菌さえ居なければ腫れませんが、横に向いて埋まっていると、絶対に磨けない領域がでてしまうため、気を付けて磨いてもトラブルが出たりします。
体調がよく、湧いた菌をやっつけるだけの抵抗力があるときは全くの無症状なので、腫れて、歯科を受診して、はじめて、存在に気付くなんてこともざらです。
こんな厄介者の親知らずですが、真っ直ぐ生えていれば普通の歯として使えて、前から数えて7番目の歯がだめになって抜歯したときなどはブリッジの土台などとして、役立つことがあります。
また、別の奥歯がだめになったときに、症例によっては移植が可能な場合もあったりします。
これから、夏も本番、体力の落ちやすい時期なので、みなさん、気を付けてくださいね。
■ 他の記事を読む■