被せ物の適合の確認
投稿日:2018年11月11日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
被せ物をかぶせるとき、マイクロスコープを使うと簡単です。
探針を歯肉に入れて少し押し込むとこんな感じで中まで見えます。
患者さんに痛かったら手を上げてくださいとお願いしていますがほとんど手が上がることはありません。(圧排糸入れるときに手上がることはあります)
被せ物が本当に適合がいいのか心配な時は是非ともこの方法を頬側、舌側から行ってください。30秒も要らないはずです。
「コンタクト下の適合は?」
と言われてしまうかも知れませんが頬舌的にこのようにフィットしていない場合、じつはコンタクトがきつく、おくまで挿入されていない可能性があります。なので、頬、舌側のフィット確認はとても重要と言えます。
先日、ペントロンの社長さんと飲みに行ったときに
「買ってもらったクリニックにマイクロの動作確認に伺うと、結構な確率でほこり被ってるんだよね~。もったいないし悲しい。」
とお話されていました。
マージンフィットの確認。これくらいなら本当に歯科医師じゃなくても出来ます!笑
歯科界は今、世の中から疑いの目を向けられていると私や柳沢をはじめとする、徹夜会メンバーは焦りを感じています。歯科医師の供給過剰から、無駄に削ったり、過剰に長く通院させられていると感じて疑いながらそれでも通院を続けてしまう患者さんは本当は多いのではないでしょうか。マイクロを使い、自分らが実際にお口の中に対して何をしたのかを明確に見てもらうことで、社会からの疑いが晴れるのであれば日本の歯科医師は全員マイクロを使うべきではないでしょうか。もしそこに費用がかかるのであれば、『安心VSコスト』という対比のなかでコストを切り捨てる人が多いのではないでしょうか。徹夜会のメンバーには本当に過剰なくらい勉強してもらっているのでマイクロで歯科界を盛り上げるという僕らのメッセージをいろんな人に伝えていってもらいたいと思います。
ということで11/30は徹夜会です。
21:00~
演者 北條&柳沢
内神田PMO11階(インターフォンを鳴らし、徹夜会ですと言ってください)
よろしくお願い致します。
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