私の樋状根のつめ方
投稿日:2014年10月28日
カテゴリ:院長ブログ
ちょいちょい出てくるこんな感じの根充。
もちろん、いっぱい詰めたら上手かというもんでは無いんですが、悪いとこを全部、選択的に掃除してくと、樋状根はこんな感じになることもあります。
日本の歯科医師のほとんどが、側方加圧で充填していますが、こんな感じの歯の場合、アクセサリーポイントだらけになってしまい、シーラーが劣化したらスカスカになっちゃうわけです。
ガッタパーチャも、もちろん劣化していきますが、シーラーはもっとあからさまなわけです。
では、樋状根の治療手順(私のですが)です。
①E7Dで柔らかいところを全部取る。
②ルートZXで作業長を決める。
③作業長でファイリングする
④Sコンデンサーで、シーラーをちょっといれる
⑤インジェクションのGPを少しずつつめる。
⑤は、ぎゅうぎゅう押さないのがこつです。
オーバーしないようにするためですね。
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