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破折ファイル除去とパーフォレーションリペア、しかしイスムスにGP取り残しが・・・・

投稿日:2014年12月23日

カテゴリ:院長ブログ

DB17326_141127173948(調整後)

MB根に、ファイルが折れていましてBD,P根ともに、大きな病巣が・・・

湾曲した先に折れているファイルは、除去は非常に困難です。

しかもこの症例、MB根の上部に大きなパーフォレーション(歯医者が間違って穴開けちゃったもの)があいていて、処置中の出血が大変でした。

2回目

DB17326_141203182111(調整後)

BD,Pはグライドパスしたものの、P根は根尖孔外にGPが出ていたため除去できず。

出血が時々収まるので、そのたびにファイルに超音波を加えるも取れず。水酸化カルシュウムの止血作用を信じ3回目へ

DB17326_141212160313(調整後)

止血がうまくいき、ファイルが取れて急いで根管形成、MTA根充するも、イスムスにのこされたGPが・・・

マイクロでは見えていなかったので、取れて安心し、功を急いだ結果です。

ただ、1っか月ですが、今のところ経過は良好で、(サイナストラクト消失、打診消失)恐らく治りそう。

 

根管治療は奥が深い・・・

これ、保険です。

役人の方々に言いたい。

正直、全く採算合いません。

多分、こんなに頑張っても報われてない歯医者は私だけではないはず。

 

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