樋状根を有する歯の根管治療をどうするか
投稿日:2018年11月6日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
樋状根とは
『通常、神経の管はチューブ状になっているが、樋状根は複数の神経管が癒合しているためにU字型に帯のようにひろがっている根管である。根管治療をする際に、拡大、形成が難しいため、CT及びマイクロスコープを用いた治療が推奨されている。』
です。
根管が見つからなかったのでしょう。
近心が全く手つかずで、遠心も申し訳程度に拡大してあります。
多分難症例です。なぜなら、この前に治療していた先生は根管治療の専門の先生だからです。
近心根を穿通したので根管充填することにしました。
さて、いろんな先生から、「樋状根ってどうやって根管充填するのですか?」
と聞かれることが多いので特別教えちゃいますね(^^♪
こんな感じでやってます。
コンテニアスウェーブ変法ですね(^^♪
バイオセラミックシーラーをレンツロで入れて、メインポイント二本入れる感じでも大丈夫ですので、マイクロが無い先生はそうしてください。
根尖で一致する症例でした。
さて、今日はおまけに築造のコツも動画にしてみました(^^♪
さて、参考になれば幸いです。
クエン酸は何故かシーラーを取るのに便利です。
エビデンスはよくわかりませんが、マイクロで見ていると気持ちいくらいとれます。
さて、今月30日は徹夜会です。
内容は
柳沢 根管充填
北條 再根管治療 前編
です。
21:00~
場所はおなじみドクターブックセミナー室です!
ご興味のある先生、無料ですし来てみてください(^_-)-☆
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