樋状根の根管治療
投稿日:2014年6月13日
カテゴリ:院長ブログ
昨日は千葉県でご開業されている先生からのご紹介で、根管治療の依頼を頂きました。河野先生、ありがとうございました。
紹介元の先生なのですが、ものすごく患者さんを大切にしてらして、一人の患者さんに、一般歯科、口腔外科、矯正医、技工士の4人がかりで治療するというのをやっていらして、一人の患者さんのユニットを4人で囲む場面もしばしばあるそうです。患者さんからすればほんとに幸せですよね!!
で、最近、歯内療法好きの変わり者Drとしてご紹介いただきました笑
今後とも抜歯回避の砦として、当院を使っていただけると幸いです。
根管治療(神経の管の治療)の難症例として、よくあるのが、樋状根と言われる歯です。
この歯、なんで難しいかというと、普通の歯の神経の管が細いパイプのようになっているとすると、樋状根はU字型のパイプみたくなっているのです。以前のブログの写真のような器具では、普通の歯は治せても、樋状根はなかなか綺麗にお掃除出来ないのです。私は、細い、超音波の出る器具でマイクロスコープを覗きながら悪いとこ取っていく感じで、補助的にファイルを使っていますね。(先生によってやり方違うと思います)
ご紹介でいらして下さった患者さん、3人連続で樋状根だったので、やっぱり日本人の樋状根の多さを感じました。30%という意見が多いですが、もっといる気がします・・・
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