根管治療(パーフォレーションについて) 歯科関係者向け
投稿日:2014年12月3日
カテゴリ:院長ブログ
フィステル(サイナストラクト)が気になるのと、何もしなくてもジンジン痛むとのことで、サイナストラクトからGPを挿入し撮影したデンタルです。
「あれ~、根尖、だいじょぶじゃね・・・?てか、骨、問題なさそうなのになぜGPするする入る・・・?」てなりまして。
歯周病の検査をしつこくするも問題なく、じゃあ根管に原因あるんだろうと思い、根管治療すると、最初は何とも思わなかったのですが、時々、変な位置でメーターがふれる。
で、拡大を続けて怪しいところよーく見ると、陳旧性のパーフォレーション発見・・・
MTAにて根充
意外とでかい、ストリプスパーフォレーションでした。
マイクロなかったら、わからなかった・・・
出血もほとんどありませんでしたし。
わたしは、わりと、こんなケース、よく出会います。
紹介元の先生は、根管治療をしっかりやっても治らないから破折の可能性が高いとのことで、精査でご紹介いただくことが結構多いのですが、確かに割れてることも多いですが、こんな感じで残せてしまうことも割にあります。
「何か、しっかりやっても思うように治癒しない・・・」
そのようなお困りの患者様いましたら、一度、拝見させていただけると幸いです。
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