根尖付近で二股に分かれている根管治療
投稿日:2018年9月28日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
根管治療の最中です。
作業長というものを決定しているところです。
この作業は非常に重要で、カーナビで言う、ゴールの設定に近いものです。
ここまでくればあとは
拡大号数を決定し、次亜塩素酸、EDTAでしっかり洗浄し、
最近はXPエンドも併用して根管充填しています。
さて、この作業で気づいたのが
なんと先端が二股に分かれています!!
これは根管充填するまで気が付きませんでした。
よく洗浄できていると、シーラーがこのようなところに流れ込みます。
シーラーは意図して出しているわけではないのですが、こんな感じで出ているとあとでびっくりしますね。
下顎の5番は10%が2根と言われており、私も過去のブログで何度かとりあげた気がしますが、こんなさきのほうで分かれているとふつうは気が付きません。
厳密には2根と呼ぶには根尖分枝と言った方が正確でしょうか。
■ 他の記事を読む■