妊婦さんと歯周病
投稿日:2015年3月28日
カテゴリ:院長ブログ
今月の歯科医師会の雑誌からなんですけど、とてもわかり易くまとまっていたので、ちょっと触れてみますね。
胎児は羊水の中で育つのですが、羊水は通常、無菌的なのですね。
正常に出産した妊婦の子宮内感染はたったの1パーセント未満とのことです。
逆に、子宮内で、感染があった場合、早産、低体重出産のリスクが非常に高いんだそうです。
子宮内部の感染は、通常は尿路感染症、細菌性膣炎が原因として考えられているのですが、どちらも認められない患者さんで一定の割合で子宮内部の感染が認められているんですね。
そこで出てくるのが、歯周病の存在。。。
歯周病は、歯と歯茎の間に歯周病菌が侵入して顕微鏡レベルで潰瘍を起こしているのですが、その潰瘍を伝ってばい菌が子宮内部で、二次感染を起こす可能性が示唆されているのだそうです。
あー、もっと書きたいけど時間が・・・|д゚)
では!!!
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