下顎小臼歯の根管治療は意外と難しい
投稿日:2018年1月15日
カテゴリ:根管治療(歯の神経の治療)
過去の偉人たちはよく下顎小臼歯の根管治療は難しいと言っており、それは見つけにくい2根があったりすることが理由として挙げられます。
過去のブログにも出したことがありますが
こんな症例は結構あります。
私はこのような症例は慣れっこですが、マイクロがないと下顎の2根に出会ってしまうと気が付かないことは多いのではないでしょうか。
以前にもお話しましたが、このような症例を早めに見抜くには
①正方線、近心投影をする
②パントモで根管中央部から、根管が見えなくなる症例は2根のことが多いので疑ってみる
③アクセスキャビティを頬側よりにすることで舌側根を発見しやすくする
などの工夫で必ずしもマイクロが必要とは限りません。
CTをとるのもいい手ですが、被ばくの観点で私は行わないことが多いですね。
お悩みの先生にお役に立てれば幸いです(^^♪
■ 他の記事を読む■