下顎右側大臼歯の歯根端切除術
投稿日:2018年10月28日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
昔の症例をまとめていたら出てきた懐かしい症例です。
根管治療を行うも、3カ月後、腫れてきてしまい、歯根端切除術を行ったケースです。
CTで神経を損傷しないでオペが出来るか何度も確認し、
オペを行いました。
術後3カ月。
病変はかなり縮小しました。
この症例、とても思い入れのある症例で、それまでは下顎の右側のオペ時は9時の方向からおこなっていたのですが、石井先生の外科コースに行き、3時の位置でオペするようになった最初のケースでした。
それまでは録画する余力なんて全くない下顎右側の大臼歯のオペでしたが、非常に簡単にオペが出来まして、感動した記憶が御座います。
世の中にはちょっとした工夫でこんなに見え方が変わることもあるのだな、とそれ以来いつも考えています。
これからも色々勉強し、難しいものをシンプルに正確にしていきたいものです。
さて、先週金曜は逢坂先生、寺岡先生、徹夜会の発表ありがとうございました。
二人ともとても素晴らしい内容で、逢坂先生も畑違いのAAEのガイドラインなどをかなり読み込んできてくれて、ただならぬ努力を感じるプレゼンでした。
大学の先生だけあって、とてもお話も上手でしたね。
私と逢坂先生は昔、MOSSARI BOYSという、パンクバンドをやっておりまして、そのころはこんなまともな口腔外科医になれるなんて1mmも思いませんでした。
もう一人のメンバーは現在、臨床をやりながらどこかの専門学校の講師をしているとのことで、人生は本当に不思議です。(当時、そいつは死ぬほど勉強が嫌いだったくせに人に勉強を教えるなんて・・・)
また、お互い落ち着いたらバンドやりたいですね(^^♪
来月は11/30になりました。
柳沢&北條で根管治療のお話をします!!
■ 他の記事を読む■