上顎7番の根管治療で
投稿日:2014年8月28日
カテゴリ:院長ブログ
ちょっとレアなケースにであったので患者さんの許可貰って、お見せします。
術前です。
近心の6があったであろう辺りにサイナストラクトがあり、ブリッジを外して根管治療をした症例なんですが、根管長を測り、根管充填をしようとシーラーを入れて遠心頬側根を重点したら、近心の根尖付近にシーラーが見えまして・・・
根充後のデンタルです。
MBとBDが完全に合流してたんですね・・・
たまに遭遇します。
サイナストラクトの痕に沿ってシーラー流れておりやす・・・まあ、問題ないと思います。
シーラーは、私は少し付けて、ポンピングして根管壁に擦り付けております。
根尖性歯周炎は、長期化すると、根尖孔外から、徐々に吸収されていくので、根尖は広くなっていきます。(前医が大きく広げていることもありますが)
そうすると、このようにシーラーパフと呼ばれる現象が起こります。
こういう場合、MTAで根尖を詰めるのが私のベストなのですが、この国の保険ではカバーされていません・・・
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