ファイバーコアも色々ですね(歯科関係者向け)
投稿日:2014年7月23日
カテゴリ:院長ブログ
上の黒い箱が、サンメディカルのI -TFCという製品で、下の黒い箱は、ペントロンのファイバーポストです。
ペントロンは、芋虫のお腹みたく、うねうねした形状のパラレルです。
サンメの方は、長いファイバーを切断して使うタイプです。
どっちが良いかというと、それぞれいいところがあります。ペントロンはうねうねしてるので、前にちらっとお話しましたが、直説法で、アンダーのある根管で使うなら、かなり好いと思います。
私は体験したことないですが、先輩で、「ファイバーコアのファイバー部分だけ脱落した」という症例もあるんで、こういう形態なら安心ですね。ファイバーコアは、レジンとの接着が完璧に確立されているわけではないんで、私は、ペントロンが好きです。
サンメはすごく細かいファイバーをよじってあります。画期的ですね。エッチングすると、エッチングの色が奥まで浸透して、水洗してもなかなかとれないです。そこにシランカップリングして、築造します。
わたしは、築造もマイクロ下でやっていますが、先端の毛先が(ネギ坊主みたく)開いたところが、GP上端にすごくフィットしてます。これ、見ちゃうと、サンメのファイバー好きになっちゃいますな。
ファイバーコアはパラレルとテーパーがあるんですが、GP断端と、ファイバーが接しているのを、私は直見してるんで、パラレルを使ってます。(テーパーあるとみずらい)
マイクロがない場合、テーパーもほしいです。
ファイバーコアは日進月歩の材料なんで、日々追っていかないと、患者さんに最善のものを入れてあげられないですよね。。
歯医者って辛い|д゚)
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