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バイパス形成でファイル除去

投稿日:2015年9月7日

カテゴリ:根管治療(歯の神経の治療)

DB101546_150907105516(調整後)

ファイル除去が必要なとき、基本的にはプラットフォームテクニックで除去することが多いのですが、こんな感じの症例はちょっと大変です。

ゲーツの先端をカーバイドとかで削って破折ファイルの上部で、ステージみたいな感じにして超音波を当てて取るんですが、このように根尖に近いと、オーバーリダクション(歯の削り過ぎ)になっちゃうわけですね。

で、根尖までアクセスできずとも治癒するケースはありますと説明し、やれるところまでやってみることに。

で、触り始めて思ったのが、根管上部の形成が足らなさすぎなのと、根管中央部も、全く感染源が取れていないので、器具が入るところまで一先ず形成することに。

すると、形成後、15号のファイル入れると普通にバインドしてくれたので、無理しないように進めていきました。

15でグライドパスできたので、基本通りに作業長を決めて、形成していくと、、

DB101546_150907120354(調整後)

いつとれたのか全く分からんかった・・・笑

バイパス形成で除去したの、かなり久しい・・・。

 

 大切なのは、まず上部を綺麗にしてから、ファイルを入れことですよね。

ファイルを折らないコツです。

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