トロント大学ジャパンコースsession2
投稿日:2018年10月22日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
(右から北條、マシュトウ教授、フリードマン教授、柳沢)
先週の木曜から日曜まで、トロント大学のジャパンコースセッション2にいっておりました。
今回はテーマが根管形成、洗浄、充填でした。
パリ大学の名誉教授のマシュトウ先(右から2番目)がメインでお話してくださいました。
マシュトウ先生はシルダー派の先生で、シルダー先生も生前親交が深かったようです。
湾曲根管を綺麗に充填するのがシルダー派の特徴で芯が入ったガッタを軟化して充填するテクニックを教わりました。
今まで、どうやってこんな根管充填やってるんだろうとすごく不思議だったのですが、ガッタの中によくしなる芯が入っているので「そりゃ入るな・・・」と長年の謎が解明されました笑
多分私はやらないです・・・笑
今、そのようなケースに出会ったら、バイオセラミック+こしのあるメインポイントでシングルポイントで行きます。実際、湾曲根管はほとんどのケースでそれで詰めています。(根尖が壊れてるケースはMTA)
フリードマン先生に、私がマシュトウ先生みたいなグネグネの根管てよくあるのですか?といったら
「40年で2ケースあった。」
と言ってました笑
世の中のほとんどの症例はコンテニアスウェーブ法か、バイオセラミックのシングルポイント充填かMTAを詰める方法で出来てしまうということですね。
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