エムドゲイン、GTRを併用した親知らずの移植
投稿日:2017年8月2日
カテゴリ:根管治療(歯の神経の治療)
47番を破折にて抜歯後、2カ月したレントゲンです。
頬側の骨がかなり落ちくぼんでおり、今後もかなりの量の骨の吸収が予想されますので、GBRを併用した移植を計画しました。
頬側の骨の足らないところにバイオオスをいれました。
歯根膜は移植時の乾燥防止のためにエムドゲインを付けました。
縫合時。
普通の糸でソフトに縫います。
血流回復の観点から、スーパーボンドなどで固定は避けたほうがいいと思います。
3週後、根管治療を開始します。
シーラーが少し出てしまいました。
3カ月後、かなり骨の再生が認められます。
仮歯も問題なさそうだったので被せることにしました。
破折が怖いのでフルジルコニアをいれました。
いい感じですね。
ふつうはここで安心してしまうのですが、私的に、あれだけ盛った人工骨は本当に骨になったのか気になったので、患者さんにお願いしてCTを撮影させていただきました。
うん!素晴らしい!!
このスライス!!素晴らしい。
うまくいって良かった(^^♪
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