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歯内療法で知られていない、意外と重要なこと

投稿日:2018年5月8日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

日ごろからお世話になっている先生からのご紹介で診させていただいたケースです。

「近心根が石灰化が激しく穿通できず、痛みが引かないのでお願い致します。」

とのことでした。

たしかに石灰化が強く、レントゲンで、神経管が見えないですね。

近心の作業長を決定し

3カ月後。

綺麗に治ってますね(^^♪

 

しかし、このケース穿通できたから治ったのでしょうか。

たしかにそれもあるかもしれないですね。

掃除できていないところの汚れが菌の温床になり、治癒を妨げている可能性は高いです。

しかし、石灰化がかなり進んでいたので、菌数自体はそこまで多くないのかもしれません。

むしろ、痛みの原因はとっくに穿通出来ている遠心根ではないかと思います。

 

根管治療で一番大事なものは

『何を入れるかではなく、何を引くかである』ということです。

ファイルを入れれば治るというのは間違いです。

菌数をどうやって減らすか。ラバーダムを使って極力、菌の侵入を減らすか。

大事なのはそこだと思います。

 

MTAを入れれば治る→×

沢山来院すれば治る→×

マイクロスコープを使えば治る→×

CTを撮影しないと治療できない→×

 

巷のうわさは間違いが多いのかもしれませんね・・・

MTAは素晴らしい素材で、正しく使えば良好な結果が出ます。

しかし、ガッタパーチャは160年も前から使われている定番中の定番です。

大事なのは原理、原則。

 

 

さてさて、先日、新聞クイントのグルメ欄にすこしコラムを書かせてもらいました!!

クイント読者の先生、見ていただけますと幸いです!!

 

あと徹夜会が25日にありますので、そちらもご参加お願い致します。

21:00~22:30

内神田PMO11階

 

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