根尖からオーバーした異物の経過2年(神経の管から古い素材が出ている症例)
投稿日:2018年2月13日
カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)
術前
この時点ですでに根の先から
いろいろ飛び出してますね・・・( 一一)
このようなケース、非常に難しい。
ケースによっては根尖(神経の管の出口)が壊れているケースがあったりするんですが、
その場合は、マイクロエキスかという機材で根のそとから、悪い肉芽ごと掻きあげる感じで取ってしまいます。
しかし、壊れていないケースだと、100%とれません。
先生によっては意図的に根尖を破壊する先生もいますが
除去できなかったので
そのまま充填して2年後。
左術前、右術後2年
めっちゃ治ってます。
意図的に根尖を破壊するやりかた、否定はしませんが、破折のリスクが高まりますので、わたしは6番までなら出しっぱなしで治るか賭けて、ダメなら外科で治します。
7番に関しては、外科のリスクが高すぎるので(1回抜歯しないといけない)
そのような手法も『あり』なのかもですね(*_*;
さてさて、アポロニア21の症例駅伝というコーナーで、4月号と5月号で私と柳沢先生が5ページずつ執筆しております!!
是非是非、クリニックで定期購読している先生は読んであげてください(^^♪
あと、3/2は徹夜会です!!
徹夜会
at内神田PMO11階
21:00~
Dr白根 CTGについて
参加費無料
いつも素晴らしい発表をしてくれている白根先生のグラフト手術の勘所をエビデンスベースにお話してくれる予定ですのでよろしくお願い致します。かなりアドバンスな内容なので、ベテランの先生も楽しめるのでは・・・?
あと、3/11に
SammitGという勉強会が東京歯科大学水道橋病院で行われます。
私と八木先生も発表する予定ですので、そちらもよろしくお願い致します。
お申込みは私か柳沢先生宛にメール頂けますでしょうか。八木先生でも大丈夫です。
あと、4/15に
ファイル除去と湾曲根管を得意にする、という実習がペントロンさんであります!!
参加費2万円ですが、昔から若手の先生から非常に反響のあるセミナーだった2つを1日で一気にやるというかなり熱いものになっております。
まだ募集始まってないかもですがよろしくお願い致します。
宣伝ばっかりでごめんなさい・・・
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