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マイクロスコープはどこのメーカーがいいのか

投稿日:2018年11月29日

カテゴリ:院長ブログ 根管治療(歯の神経の治療)

最近、こんなご質問を頂き、自分なりに知っていること、どうしてこの機種にしているのかということを書かせてもらいます。

これはカールツアイスのPICOです。

最大の特徴は左右に鏡筒を振っても目線が変わらないことです。

また、フォルダブルチューブというパーツがあり、接眼レンズを遠くすることで、歯根端切除をおこないやすい特徴があります。

これはグローバルです。

アメリカの大学教育で主に用いられている機種として有名です。

私がこれを使っている理由は、アメリカの論文の中で使われている機種がグローバルということが多いならば、これより良いものじゃなくても同じことが再現できると考えているからです。

ツアイスの方が倍くらいしましたが、私はこっちを使っています。

ほどほどに使いやすいのと、ビデオでなく、ミラーレスカメラをマウントするところが気に入っています。

歯科顕微鏡(マイクロスコープ)

MANIです。

勤務医時代に購入し、現在も使用しております。

特徴はドラム式ではなく、ズーム式を採用しており、拡大を自分の好みに合わせることができます。

欠点は関節が少ないために、外科が難しいです。

通法の根管治療では全く問題ないです。

ハロゲンなので、時々切れます笑

電源を落とす前に1分、暗くしてファンを回してあげると長持ちします。

私のクリニックでは最長3年使えたランプがあります。(その後は1年以内に切れる)

 

マイクロスコープはこのほかにオートフォーカスのモデルや、焦点をふっとペダルで調整できるものもありますが、自分はその機能を使ったこともないし、必要に迫られたこともありません。

選ぶポイントは使いやすさと値段ですよね。

ご参考になれば幸いです。

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